とう??よう??

神戸に引っ越して4年が経ちました。(またこの書き出しです。)
だいぶ神戸にも慣れてきました。もちろん関西弁にも。
以前、妻に「関西弁を取得したら『カゴンマ弁』『標準語』『関西弁』のバイリンガルになるよ!」とのアドバイスを受けたこともあり…。

さすがにまだ、自然に関西弁を話す、ということはないけれど…。妻はすっかり関西弁を取り戻しました(笑)
子どもたちもやはり同級生のみんなが関西弁を話すので、関西人ぽくなってきました。
自分の世界観が変化するまでには至っていないなという印象。まだまだ訓練が足りないようです。

関西弁といえば、ずっと気になっていたことがありました。
「〜しとう」「〜しよう」って何だ??

妙に耳に残るんです。あの音が。
文脈から察するに、「〜している」ということだろうとは思われるが、家の周りではよく聞くものの、テレビではほとんど耳にしない。いわゆる関西のお笑い芸人さんたちが話す言葉にはあまり出てこない。

調べてみたらなんと!神戸弁なるものが存在するらしい。
「神戸では進行態(ヨー)と完了態(トー)を区別する。大阪では進行・完了ともに「テル」または「トル」を用いる。」(Wikipediaより引用)
これでした。

一応例文も紹介。
「台風来ようから、たぶん電車止まりようで。(台風がやって来ているところだから、たぶん電車はもうすぐ止まるだろう。)
台風来とうから、たぶん電車止まっとうで。(既に台風が来ているから、たぶん電車はもう止まっているだろう。)」(Wikipediaより引用)

面白い。「〜とう」が自然に出るようになれば立派な神戸人ということか。
道のりはまだまだ遠そうです。