ハマvsコウベ、クライマックスシリーズ!

神戸に引っ越して…ん?もう何年経ったのだろう?
えっ、7年!?
子どもたちも乳幼児から少年・少女に成長し、自分もまだ関西弁ネイティブとは言わないまでも、「~とう」を語尾に付けない日はありません笑。
でも、やっぱりこれだけは変えられない、というものがあります。
それは野球。プロ野球の贔負チームです。
前記事でも何度か出ましたが、自分の生まれ育ちは鹿児島。
九州出身だからホークスファン?と聞かれることもあるけれど、福岡と鹿児島はまあまあ遠いし、ダイエーが福岡に来たのは1989年でまだ九州全域に根付いている感じじゃなかったので、そこまで思い入れはなく…
じーちゃんや親父をはじめ、周りはジャイアンツファンが多かったかな。田舎なんでね。
ちなみに自分は、大学時代こそヨット部だったけれど、小・中・高と野球部。
なので野球をするのは好きだけど、特に贔屓チームはなく過ごしてました。
そして大学時代に横浜へ。野球好きの友人に誘われ、生まれて初めてスタジアムでプロ野球を観戦!
浜風を感じ、ビールを飲みながら生のプレイを観る爽快感や臨場感はもちろん、応援の楽しさにハマり、そこからは週一ペースでハマスタに通うことに。
(あっ、ハマスタで食べるシウマイ弁当のウマさについては前の記事で熱く語ってます笑)
まぁ、前置き長くなったけれど、自分は横浜ベイスターズファンなんです。

で、先日、クライマックスシリーズで、激突しちゃったんですよね。
妻の贔屓チーム(関西出身なんで当然虎党)と、自分の贔屓チームが…
クライマックスシリーズ、ハマvsコウベ!?
(ちなみに、阪神タイガースって大阪が本拠地のチームと思ってる人が多いけど、大阪だけじゃなく阪神エリアなんで。ってかむしろ本拠地の甲子園は兵庫県内にあるんで。まぁでも神戸のチームってイメージはあんまりないな…)
前にも書いたかな、我が家のパワーゲームにおいて妻には敵わないので笑、テレビに向かって声援を送りたいのをジッとこらえ、心の中で祈ってました。

結果は、我がチームの勝利!!!
3位チームが2位のチームを破るいわゆる下克上。
さぞや妻の機嫌が…とガクブルでしたが、

「まぁ~去年優勝しとるしぃ~、ええわええわ!球児新監督、楽しみやわぁ~」

切り替え早っ!!前向きっ!!(そこに惚れたんや~笑)

ノロケたところで、今回はこのへんで~

今日は余談。

突然ではあるが、私は551蓬莱の豚まん(肉まんではなく、豚まんらしい)が大好きだ。
初めて食べたのはおそらく妻と交際しているとき。実家から戻ってきたときのお土産としてもらったのが最初だと思う。
とあるツイートを見つけて、そのときの衝撃を思い出した。

以下がその文章(原文ママ)。
↓↓
551の肉まんは危ない。昨日初めて食べた551の肉まんの旨さが忘れられなくて、東京駅で551の袋を持ってる人を見るたびに私の中の悪魔が「奪え、また味わいたいのだろう?」「551があるのは関西だけ、もうチャンスはない」「からし」とささやく。辛い。551の肉まんは旨すぎて危ない。もう私が私でなくなってしまう。

よくわかる。同感しかない。妻自身は「ふと食べたくなっちゃって」程度の気持ちだったらしい。また必ずや買ってきてくれと懇願する私を見て、非常に驚いていたのをよく覚えている。彼女との力関係がここで決まったと言っても過言ではないだろう、というのは冗談だが。

しかし、現在私がいるのは神戸。そう、三宮駅付近にはなんと3店舗も551蓬莱があるのだ(2022年10月時点)。
仕事で多少落ち込むことがあっても、すぐに豚まんを手に入れることができる(もちろん落ち込んでいなくても食べる)。
これは横浜の同僚にことあるごとに自慢している。

噂では聞いていた「あるとき!ないとき!」のCMもリアルで見たのだが、その時に気になるCMが他にもあった。
それは「たこ昌のたこやき」と「みるく饅頭 月化粧」。大阪土産とのことだが…。妙に頭から離れない。機会があればぜひ食べてみたいものだ。

完全なる余談でした。

とう??よう??

神戸に引っ越して4年が経ちました。(またこの書き出しです。)
だいぶ神戸にも慣れてきました。もちろん関西弁にも。
以前、妻に「関西弁を取得したら『カゴンマ弁』『標準語』『関西弁』のバイリンガルになるよ!」とのアドバイスを受けたこともあり…。

さすがにまだ、自然に関西弁を話す、ということはないけれど…。妻はすっかり関西弁を取り戻しました(笑)
子どもたちもやはり同級生のみんなが関西弁を話すので、関西人ぽくなってきました。
自分の世界観が変化するまでには至っていないなという印象。まだまだ訓練が足りないようです。

関西弁といえば、ずっと気になっていたことがありました。
「〜しとう」「〜しよう」って何だ??

妙に耳に残るんです。あの音が。
文脈から察するに、「〜している」ということだろうとは思われるが、家の周りではよく聞くものの、テレビではほとんど耳にしない。いわゆる関西のお笑い芸人さんたちが話す言葉にはあまり出てこない。

調べてみたらなんと!神戸弁なるものが存在するらしい。
「神戸では進行態(ヨー)と完了態(トー)を区別する。大阪では進行・完了ともに「テル」または「トル」を用いる。」(Wikipediaより引用)
これでした。

一応例文も紹介。
「台風来ようから、たぶん電車止まりようで。(台風がやって来ているところだから、たぶん電車はもうすぐ止まるだろう。)
台風来とうから、たぶん電車止まっとうで。(既に台風が来ているから、たぶん電車はもう止まっているだろう。)」(Wikipediaより引用)

面白い。「〜とう」が自然に出るようになれば立派な神戸人ということか。
道のりはまだまだ遠そうです。

住んでみて分かったこと

神戸に引っ越して2年が経ちました。
色々と書きたいことはあるのですが、まず住んでみて分かったことを。

まず東西南北がとても分かりやすいです。山側が北、海側が南なので土地勘が全く無くても、方向を伝えることが、横浜よりも楽。また、ほとんど全ての場所で南北以外に坂がないため、東西ヨコ方向であればどこまででも自転車移動ができる。

交通公共機関が多く、神戸から大阪に行くために使用できる電車はJR、阪急、阪神と三種類あり、仕事では移動先に応じて使い分けてます。さらに、JRで運転見合せになったとしても、他の二路線は振替で動いているのでどうにかして移動ができるという点が便利かな。

そして横浜と神戸の共通点も。
まず、赤レンガ施設。ひょっとしたら神戸出身の人にとっては当たり前のことかもしれませんが、赤レンガ=横浜と今まで思っていた私にとって、神戸にも赤レンガ施設(神戸煉瓦倉庫)があるのはちょっとした驚き。レストランやデザイン文具店などの店舗が入っていた。

次に、可愛い観光バスが走っている。横浜のみなとみらいエリアを走っている「あかいくつバス」のようなかわいいバスを神戸でも見かけます。「シティループバス」という名称で、ひねりが欲しいところではありますが、レトロなグリーン色で、ルートには神戸のさまざまな観光スポットを通るらしく、神戸観光に最適なバスみたいです。なお、「あかいくつバス」は1回100円で乗れますが、「シティループバス」は1回260円とお高いのがネック。

港とか、異人館とか挙げたら色々ありますが、個人的に住んで感じた部分をピックアップしてみました。

神戸の魅力

心機一転!
神戸の魅力について考えてみました。
ネガティブの渦から無事脱出し、その後神戸を調べれば調べるほど「住みやすいかも!」といったワクワク感が出てきた。

自分は神戸への転勤をマイナスに捉えるのはいいとして、子供にとってマイナスなイメージになって欲しくない。そう思い、子供と一緒に楽しめる施設を検索してみると、神戸にもありました!アンパンマンミュージアム!上の子が2歳の時にアンパンマンにドはまり。みなとみらいのアンパンマンこどもミュージアムは何度もお世話になった。そろそろ下の子がアンパンマンに興味を持ち始めているので、下の子もミュージアムに連れて行くつもりだ。

あとは、少し足を伸ばせば自然に触れられるのも神戸の魅力だろうか。六甲山には六甲山牧場があり、牛乳絞りやバターづくりが体験できるらしい。大人500円、子供200円と手軽に自然体験ができるスポットが身近にあるのはありがたい。しかし、動き盛りの子供にとってはアウトドアのほうが楽しめるかもしれないな・・なんて思った矢先、六甲山フィールドアスレチックを見つけた(笑)

また、六甲山はハイキングや登山を楽しむ人が多いらしく、自分も運動不足解消のために休日トライしてみようと思う。学生時代は海で過ごしたが、これからは山とも仲良くしよう。

引っ越す先はスーパーなど生活に必要な施設は揃っており、学校、治安もよさそうだ。神戸と大阪どちらもアクセスしやすく、足を延ばして奈良や京都へ行くのもいいだろう。妻の実家も同じ関西圏になり、今まで以上に行き来しやすいのもメリットだ。(新幹線で鹿児島へ行けるようになったのもメリットといえるかも・・?)

当初抱えていた引っ越しの不安も消え、期待と共に準備を進めていけそうである。

住み慣れた街、横浜

前回の記事も結局ネガティブ言説が先行しましたが、2つのきっかけがあるまでネガティブの渦に飲み込まれていました。

神戸でもなるべく横浜と同じように生活できるようにと横浜と神戸を比較するも、どちらも商業施設が密集している印象があり、より広い年齢層に支持されているのは横浜かな、という漠然とした感覚を抱いていた。特に子連れの家族にとって横浜は最適ではないか、と。

妻と交際していた時期は、みなとみらいの赤レンガによく訪れていた。デートスポットとしての側面が強調される一方で、実は子連れにとっても楽しめるような空間だったことに気付いたのは、子供を連れて家族で訪れるようになってからだ。よこはまコスモワールドは、観覧車やメリーゴーランドといった子供でも安全に楽しめる乗り物が多くあり、手軽なレジャーとしてしばしば訪れたスポットである。

結婚式を挙げたインターコンチネンタルホテルを眺めながら運河パーク、馬車道、日本丸をよく散歩したな。

上司から「三菱みなとみらい技術館は子供が高学年の時に夏休みの宿題で世話になった。高学年の息子はあっちこっち見てたけど、低学年の娘はあんまり楽しくなさそうだった」と聞いた時、うちの子供がもう少し大きくなったら一緒に行ってみたいと思ったし。

あと最近印象に残っているのはOrbi横浜!体験型ミュージアムをコンセプトにした施設で、巨大マッピングに映される自然の映像に子供はもちろん、大人も結構楽しめた。

とまぁ、地元自慢はここらへんにして(笑)
それだけ横浜は居心地の良い街で離れたくない。そんな思いもあって神戸に対してネガティブになってしまった。

しかし先日、たまたま目にした「言葉は物事を認識するフィルター」という文章から、『関西弁を取得することで自分の世界観がどう変化するのか』に興味が湧いたのと、妻から「関西弁を取得したら『カゴンマ弁』『標準語』『関西弁』のバイリンガルになるよ!」とアドバイスされ(なんというアドバイス・・でもこの一言で結構気持ちが楽になったのも事実)前向きな気持ちで転勤に挑もうと心機一転。

横浜と神戸について考えてみた

前回は転勤を言い渡された直後だったからか、ややネガティブな状態で神戸について語ってしまいました。それは神戸に対してまだ漠然としたイメージしかないからというのもありますが、もっと具体的に調べていかないとなぁ・・と反省。家族で住むわけだし、どうにもならないことにくさくさしても仕方がないね。

ということで、今回は横浜と神戸の違いについて考えていきます。まずは両者の共通点について、自分が思っている範囲で挙げていくと、
●幕末期に欧米に向けて開かれて以来続く港町
●居留地の名残がある大規模な中華街
●そして何より市民が持つ「都市」としての誇り
ですかね。
どちらも「横浜」「神戸」ブランドとしての自負があり、その基盤として港町や中華街という同じリソースを抱えている。大枠は外していないと思うが、あまりにざっくりとしているので、WEBをうろうろしてみるとこんな記事を見つけた。ふむふむなるほど。

それぞれに違いはあるものの、やっぱり自分の中での一番大きな違いは「言葉」かな。

今、下調べを兼ねてYouTubeで神戸市民のインタビューを片っ端から見ているが、彼ら彼女らが使う、ハキハキとした「関西弁」に画面越しから圧倒されてしまう。たぶん厳密にいえば横浜も神戸も若干のイントネーションの違いはあるのだろう。ネイティブが話すと外国語にしか聴こえない「カゴンマ弁」が飛び交う鹿児島に住んでいた自分としては、横浜は標準語、神戸は関西弁しか違いがわからない。

上京当初は言葉の端々に「カゴンマ弁」が出て同期に指摘されたが、今はすっかり標準語をしゃべるハマっ子だ。しかし、関西弁特融のトーンやスピード感、それらを支える関西独特の「メンタリティ」を理解するのには結構時間がかかるような気がする。子供2人に関しては、どちらもまだ幼稚園なので違和感なく吸収していくだろうし、妻は元々関西圏に住んでいたので全く問題ないだろう。これは私だけに課された宿題だと言える。

って、またネガティブ思考になってしまった・・
正直に、住み慣れた土地を離れるのが嫌なんです。

ついにこの日が・・

つい先日、異動を言い渡された。場所は「神戸」だという。私自身、初めての転勤であり、また全く縁もゆかりもない土地に行くということもあって、ややブルーな気持ちで今回のブログを書いている。

大学でヨット部に所属し、引退するまでヨット部の寮と大学をひたすら往復する多忙な日々を送っていたが、そうした生活にとても充実感を抱いていたので、卒業後も海に関係する仕事に就きたいといった漠然とした理由で、就職は造船業を選んだ。

ここには記せないような大変な思いもしたが、現在連れ添っている妻にも出会え、子供も2人でき、満足した生活を送っているので結果オーライ(笑)

転勤先の神戸は全く関わりがないと書いたけど、現在暮らしている横浜に対しても言えることだな、とふと気づいた。10年も暮らしていると自分が生粋の「ハマっ子」だという錯覚に陥ってしまうのか・・。元々鹿児島の片田舎に住んでいた自分にとって、横浜は「大都会」であり、街の全てが新鮮に感じられた。上京直後はとにかくまずは土地に慣れようと、休日は横浜の名所をぐるぐるしていた。中華街で食べられるだけの中華を食べたし、周りがカップルの中、1人で赤レンガも訪れた!先輩や上司と飲みに行き、彼女(後の妻)とデートをして、一つ、また一つと横浜での経験値を積み重ねていき、10年経った今は「ハマっ子」と錯覚してしまうほど親しみを感じられる土地になった。

不安はあったけど、前向きな気持ちであっちこっち行ったこの気持ちを忘れずにいたら、神戸でもやっていけるかもしれない。

しかし、どちらも港町ではあるが、やはり横浜と神戸では抱くイメージが変わってくるのではないか。特に気になるのは方言で、あの独特なイントネーションを持つ「関西弁」と、そこから生じる独特なノリに合わせられるかどうか・・

・・・ブルーからブルーへと移っていくばかりなので、今回はここら辺で。
横浜と神戸の違いについて、自分なりにもう少し掘り下げてみます。