横浜と神戸について考えてみた

前回は転勤を言い渡された直後だったからか、ややネガティブな状態で神戸について語ってしまいました。それは神戸に対してまだ漠然としたイメージしかないからというのもありますが、もっと具体的に調べていかないとなぁ・・と反省。家族で住むわけだし、どうにもならないことにくさくさしても仕方がないね。

ということで、今回は横浜と神戸の違いについて考えていきます。まずは両者の共通点について、自分が思っている範囲で挙げていくと、
●幕末期に欧米に向けて開かれて以来続く港町
●居留地の名残がある大規模な中華街
●そして何より市民が持つ「都市」としての誇り
ですかね。
どちらも「横浜」「神戸」ブランドとしての自負があり、その基盤として港町や中華街という同じリソースを抱えている。大枠は外していないと思うが、あまりにざっくりとしているので、WEBをうろうろしてみるとこんな記事を見つけた。ふむふむなるほど。

それぞれに違いはあるものの、やっぱり自分の中での一番大きな違いは「言葉」かな。

今、下調べを兼ねてYouTubeで神戸市民のインタビューを片っ端から見ているが、彼ら彼女らが使う、ハキハキとした「関西弁」に画面越しから圧倒されてしまう。たぶん厳密にいえば横浜も神戸も若干のイントネーションの違いはあるのだろう。ネイティブが話すと外国語にしか聴こえない「カゴンマ弁」が飛び交う鹿児島に住んでいた自分としては、横浜は標準語、神戸は関西弁しか違いがわからない。

上京当初は言葉の端々に「カゴンマ弁」が出て同期に指摘されたが、今はすっかり標準語をしゃべるハマっ子だ。しかし、関西弁特融のトーンやスピード感、それらを支える関西独特の「メンタリティ」を理解するのには結構時間がかかるような気がする。子供2人に関しては、どちらもまだ幼稚園なので違和感なく吸収していくだろうし、妻は元々関西圏に住んでいたので全く問題ないだろう。これは私だけに課された宿題だと言える。

って、またネガティブ思考になってしまった・・
正直に、住み慣れた土地を離れるのが嫌なんです。